深夜にこんばんは
今日はフェイスとベルトの話しでもしてみましょうか
先ずはフェイス
基本は4VPの場合は純正フェイスでOKです
KNさんでも、純正に準じた補修フェイスが出ているので、
交換が必要な場合はそちらを推奨します
色々覚えだすと、角度変更に手を出す人も居るんですが、
いわゆる横綱90を使う場合は全く必要が無かったりします
角度変更をする場合は純正より立てる方向で加工するのが定番ですが、
ベルトの挟み角度がプーリー側とセカンダリー側で、
微差と言えど変化してしまうので、
ベルトのストレスを考えると、
個人的にはしなくて良い加工だと思っております
先ずはノーマルで使いながら、落し込み量やベルトの変更で、
何が変わるのかを感じ取れるよーになるのが理想ですね
ベルトの長さや幅を管理出来る様になって、
何か足りない事が見える様になってから
最後の最後に調整するのがフェイスだったりします
ベルトに関しては純正一択です
社外のベルトは伸び代が無い分、
高レスポンスでフィールは良いんですが、切れ易いリスクがあるのと、
最高速域で邪魔をしてくるんですね
それに比べて純正ベルトはフィールは落ちるものの、
伸び代に余裕があるので破断しづらく、
かつ最高速域で邪魔され難い印象を受けます
応用編
ここからはちょいと小難しい話を
横綱90を使う場合、その作動量の多さから、
限界の落し込みや、フェイスの頂点カットを施しても、
難なくフェイスとプーリーが最大変速時にタッチします
ベルトの幅が広いと、細めのベルトを使った時より、
当然、ベルトの引き代が増します
そこを加味した設定を考慮しなくちゃならないのが難しい所なんですね
必要以上にベルトを引くと、ベルト自体にストレスが加わったり、
セカンダリの挟み込み量の限界を超えたりと、
負荷からオーバーヒートし易くなり、抱き易い状態に陥ります
難しいね、難しいですよね・・・
これを駆動だけ切り離して考えられないのが、
2ST空冷スクーターの手強い所なんですな
さて、3話目はセカンダリーの話しを進めていきます
ではでは